著者名 | 石渡 智恵美 |
価格 | 1,500円(税別) |
ISBN | 9784910772660 |
発行日 | 2025/2/20 |
商品紹介
「ただ子どもを望んだだけだったのに……」20代半ば、それまで優等生として生きてきた私の人生に、思いがけずいろいろなことが起こりました。流産、離婚、そして再婚、出産。産声のないお産に多く関わる助産師として、ひとりの女性として、たくさんの出逢いや別れの経験、出逢ったいのちたちから受け取ったメッセージを綴った、いのちの癒やしと勇気づけのエッセイ集。不安や焦り、「この先どうしよう」という、どこか身体も心も落ち着かない状態が、本書の言葉に触れることを通して、じんわり温かく緩み、生きる力に繋がりますように。毎日を頑張るあなたと語り合いたい、いのちがもっと好きになる、自分を生きることが楽しみになる、お守りのような1冊。
著者紹介
助産師。1992年静岡県伊豆市生まれ。聖路加国際大学大学院博士前期課程ウィメンズヘルス・助産学修了。大学院修了後、総合周産期母子医療センターに助産師として勤務。産科外来・病棟、MFICU(母体・胎児集中治療室)にて多くのいのちの経験と出逢う。その日々の中、自身の初めての妊娠、稽留流産(後に胞状奇胎と診断)を経験。職場でも産声のないお産とのご縁が続き、女性たちと共に深くいのちを感じて考える時間は、悲しいけれども心地よく、いのちが癒やされる時間になっていた。現在は臨床を離れているが、2021年より「いのちのゆりかご」として、主に「天使ママ」の女性たちに向けた情報発信、個別相談や語りの場を主催。地域の母子保健事業にも携わり、幅広く女性の「これまで」と「これから」に寄り添い、一緒に人生の歩みを進めていくことに努めている。千葉市にて夫と子ども(2022年生まれ)の3人暮らし。趣味は手帳やノートを日々の写真や訪れた場所のパンフレットなどでコラージュしたり、感じたこと・思ったこと・考えたことの記録——”ライフログ”をつけたりすること。